ゆめつぼ流 子どもの「できた!」をふやす5つの見守りのコツ
夏休みは、子どもが料理に挑戦する絶好のチャンス。
でも、「ケガややけどが心配」 「台所がぐちゃぐちゃになりそう」 「つい手や口を出しすぎてしまいそう」……そんな不安から、一歩踏み出せないご家庭も多いのではないでしょうか。
じつは、子どもが料理を好きになるかどうかは、「教え方」よりも「見守り方」がたいせつです。
10年間、たくさんの子どもたちに料理を教えてきた「こどもだけの料理教室 ゆめつぼ」代表・大坪さやかさんに、今日から実践できる5つのコツを教えていただきました。
コツ1 子ども時間に合わせる
初めはうまくいかないことが多いので、余裕のある日に行なうのがおすすめ。料理をするタイミングは、子どもの気分次第なことがありますが、最初は大人の都合で、時間と余裕がある日を選びます。
調理時間が大人の2倍以上かかっても、気持ちに余裕があれば、「仏モード」で見守ることができるかも……!?


コツ2 ルールは先に伝えて
料理を始めると、子どもが想定外のことをしたりして、「ダメ!」とついしかってしまいがち。でも、子どもからすると、それは後出しじゃんけんのように感じてしまうことも。
そこで、守ってほしいルールは事前に伝えるようにします。特に、安全にかかわる包丁やコンロの使い方は、最初にていねいに伝えておくとよいでしょう。

コツ3 台所は汚れるもの
食材が床にポロポロ落ち、机の上は調味料がこぼれて汚れる……。何も知らずにそういったことが起こると耐えがたいかもしれません。
あらかじめ、「それは起こって当然のこと」と知っておくのがポイント。そうすれば、「あぁ、これが最初の一大イベントね」と広い心で受け入れられそうです。

コツ4 できばえより、「できた!」が大事
野菜の皮が残っていたり、切り方が大きかったりしても問題ありません。だんだんとじょうずになるので、手出しせずに、自分でやり切る経験をたいせつにしてください。その達成感が次につながります。
形がくずれてしまっても、「味は変わらないからだいじょうぶ!」など、前向きな言葉をかけられるとすてきですね。

コツ5 みんなで楽しくもぐもぐタイム!
家族に喜んでもらえてうれしかった経験を積み重ねると、料理が大好きになり、自然と料理がじょうずになります。
「ちょっと味がうすいね」などのマイナスの感想は、いわなくてだいじょうぶです。「〇〇ちゃんが作った□□がおいしかった! また作ってね」と、プラス面を伝えることで、やる気がアップします。

子どもが料理を好きになるいちばんの近道は、「じょうずに作ること」よりも、「自分でできた!」「楽しかった!」という体験を積み重ねること。今回ご紹介した5つの見守りのコツも、そのための第一歩です。
もっと具体的に、
・まず最初にここだけは伝えたい、包丁とコンロの教え方は?
・子どもがひとりで作れる昼ごはんレシピ
・子どもがひとりで作れる夕ごはんレシピ
・自分でメニューを考えられるようになるには?
・子どもができる洗い物の仕方は? など
そんな疑問に答えてくれるのが、このたび発売される 『動画でわかる!ひとりでできる 小学生クッキング』です。すべてのレシピに「動画」がついているので、子ども自身で手順を確認しながら進められます。
大人向けには、レシピごとの「見守りのポイント」も掲載。カレーやオムライスなどの子どもが好きなメニューのほか、おかずとみそ汁を組み合わせた献立など、子どもが「家族の夕ごはん」まで作れるようになる一冊です。
え/岡本倫幸
[大坪さやか(おおつぼ さやか)]
管理栄養士・栄養教諭・MBA
「こどもだけの料理教室ゆめつぼ」代表。
和歌山市出身。中学生のときダイエットで悩んだことをきっかけに、管理栄養士を目指す。同志社女子大学卒業後、和歌山市保健所、健診機関、少年院、小学校などで、献立作成・栄養管理・食事相談・料理教室運営に10 年以上従事。保健所・健診機関では、個別食事相談500 名以上、集団食事相談3000 名以上を実施。少年院では5年間、給食の献立作成や食育に携わる。
2015 年に「こどもだけの料理教室ゆめつぼ」を創業。現在、毎月のべ350 人が参加し、レッスン参加者は累計のべ18,000 人を超える。スタッフ14 名とともに、「子どもが料理を作るのが当たり前の社会」を目指している。家庭では3 児の母。
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2026年7月17日発売!
動画でわかる! ひとりでできる小学生クッキング
◾️大坪さやか 「こどもだけの料理教室 ゆめつぼ」代表/著
◾️B5判 96ページ
◾️定価:1,870(本体1,700円+税)
◾️発行年月日:2026年7月
本のくわしい内容は画像をクリック!
