文部科学省の「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」を本で読みたいかたへ【成分表連載11】

渡邊智子 学校法人食糧学院 東京栄養食糧専門学校 校長

わたなべともこ東京栄養食糧専門学校校長。医学博士。千葉県立衛生短期大学、千葉県立保健医療大学、淑徳大学を経て現職。千葉県立保健医療大学名誉教授、千葉県学校保健学会理事長、産業栄養指導者会会長。文部科学省による日本食品標準成分表の策定に食品成分委員会委員等として30年にわたり携わり、成分表活用の研究・提言を行なう。千葉県食育推進県民協議会委員として千葉県の食育ツール(グー・パー食生活ガイドブック等)の開発・普及も行なっている。『八訂食品成分表2024』本表監修(女子栄養大学出版部)。著書に『これだけは知っておきたい!「食品成分表」と「栄養計算」のきほん』(講談社)ほか。

2020年12月25日に公表された「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」[以下、成分表2020年版(八訂)]https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/index.htm を、パソコンで見ることが苦手なかたには待望の冊子が政府刊行物として全国官報販売協同組合から2021年2月初旬に発売されました(女子栄養大学出版部のWEBサイトでお知らせを許可いただき、感謝しています)。収載成分や収載食品、エネルギー計算方法等が詳細に記載されています。

各出版社が出版している成分表は、これをもとに独自に情報を省いたり補ったりして編集しているものです。特に資料の情報がすべて載っている成分表はほかにないので、成分表2020年版(八訂)を使ってみて、疑問に思うことがあったら、まず、文部科学省の成分表の資料で調べてみましょう。解決できることが、多くあると思います。それでも、わからない場合に、各出版社や文部科学省資源室にお問い合わせしてはどうでしょうか。

この4冊の成分表は、2020年12月に文科省のサイトでアップされていたものに加え索引が追記されています。また、成分表2020年版(八訂)の正誤表(2021年2月3日公表)(https://www.mext.go.jp/content/20201225-mxt_kagsei-mext_01110_100.pdf)のほとんど( <調味料類> の(食塩類)についての修正を除く)が反映されています。

なお、成分表2020年版(八訂)のサイト版も、現在は冊子版と同様に修正されたものが、アップされています。

八訂 食品成分表2021

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香川明夫/監修

私たちが日ごろ食べている食品にはどんな栄養素がどのくらい含まれているのでしょうか? 「食品成分表」はそのデータ集であり、女子栄養大学出版部では食と健康に関する最新資料とともに「本表編」と「資料編」の2分冊にとりまとめて毎年出版しています。

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