本誌8ページに掲載しきれなかった「北京風ソース」「四川風ソース」のレシピをご紹介します。 (料理:土屋純一)
北京風ソース(左)と 四川風ソース(右)

北京風ソース(写真右)
材料/作りやすい分量
しょうゆ 大さじ2
赤腐乳・甜麺醬(てんめんじゃん) 各大さじ1
酢 小さじ2
砂糖・辣油(らーゆ)・ごま油 各小さじ1
にらのみじん切り 1本分
ねぎのみじん切り 5cm分
しょうがのすりおろし・にんにくのすりおろし 各5g
大さじ1で26kcal(0.3点) 食塩相当量0.8g
作り方
すべての材料をよく混ぜ合わせる。
四川風ソース(写真左)
材料/作りやすい分量
甜醬油(てんじゃんよう)※ 大さじ4
しょうゆ 小さじ2
酢・辣油 各小さじ1
にんにくのすりおろし 5g
大さじ1で23kcal(0.3点) 食塩相当量0.9g
※なべにしょうゆ1/2カップ、砂糖80g、日本酒1/4カップを入れて混ぜ、ねぎの青い部分1本分、しょうがの薄切り1かけ分、八角・花椒(ほわじゃお、粒)・桂皮・陳皮各適量を加えて中火にかける。沸騰したら弱火にし、半量くらいになるまで煮つめ、キッチンペーパーを敷いたざるで濾(こ)す。
作り方
すべての材料をよく混ぜ合わせる。
タイめし タイのうしお汁 たいの皮となめこのおろしあえ タイのあら炊き

本誌10~11ページに掲載しきれなかった「タイめし」「タイのうしお汁」「タイの皮となめこのおろしあえ」「タイのあら炊き」のレシピをご紹介します。(料理:皆田健太郎)
タイめし(写真左上)
材料/4人分
|タイの腹身 2さく(130g)
|サラダ油 小さじ1
|しょうゆ 少量
米 2カップ
油揚げ 2枚(60g)
有馬ざんしょう 大さじ1
★タイめしの地
|水 2カップ(400mL)
|酒・うす口しょうゆ 各40mL
|こんぶ 5cm程度
糸三つ葉 1/2束(20g)
1人分424kcal(5.3点) 食塩相当量2.2g
作り方
1 米は洗って30分ほど浸水させる。
2油揚げはごく細かいみじん切りにする(フードプロセッサーにかけてもよい)。さんしょうはみじん切りにし、糸三つ葉は1cm長さに切る。
3フライパンに油を中火で熱し、タイを皮つきのまま入れ、さっと焼き目をつける。しょうゆをふり、香りづけする。
4炊飯器の内釜に①、タイめしの地、油揚げ、さんしょうを入れ、タイをのせて普通に炊く。炊き上がったら三つ葉を加え、15分ほど蒸らす。
タイのうしお汁(写真右上)
材料/4人分
タイの中骨 1尾分(60g)
★うしお汁の地
|水 5カップ
|酒 大さじ1
|こんぶ 5cm
塩 ひとつまみ
しょうゆ 少量
ねぎ 8cm
木の芽 適量
1人分19kcal(0.2点) 食塩相当量0.3g
作り方
1タイの中骨は強めに塩(分量外)をふって(強塩[ごうじお])、10分ほどおき、出てきた水けをさらしでふいて臭みをとる。ざるにのせて熱湯をまわしかけ、霜降りにし、よく洗って水けをふく。
2なべにうしお汁の地と①を入れ、中火にかける。沸騰したらアクを除いて弱火にし、煮つめながらタイの味を煮出す。600mLくらいになったら塩、しょうゆで調味する。
3ねぎはせん切り(針ねぎ)にする。
4わんに湯を張り、温める。湯を捨ててさらしで水けをふき、②を盛り、③、木の芽をあしらう。
タイの皮となめこのおろしあえ(写真右下)
材料/4人分
タイの皮 背の身2さく分(30g)
なめこ 1パック(100g)
大根おろし 1/4本分(軽く水けを絞って100g)
うす口しょうゆ 小さじ1
ラディッシュ 1個
青じそ 8枚
わさび・穂じそ 各適量
1人分26kcal(0.3点) 食塩相当量0.3g
作り方
1タイの皮はざるに並べてさっと熱湯をまわしかけ、霜降りにして冷水にとる。さめたら水けをふき、細切りにする。
2なめこはさっとゆで、水洗いして水けをきる。
3ボールに大根おろし、①、②を入れて軽くあえ、うす口しょうゆで調味する。
4ラディッシュは薄切りにし、半量をさらにせん切りにする。
5器にしそを敷いて③を盛り、④をのせ、わさび、穂じそを添える。
タイのあら炊き(写真中上)
材料/4人分
タイの頭 1尾分(230g)
新ごぼう 10cm(40g)
ねぎ 1本(100g)
しょうが 1かけ
★あら炊きの地
|水・酒 各1カップ
|しょうゆ 40mL
|砂糖 大さじ4
|みりん 大さじ2
|こんぶ 5cm
たまりじょうゆ・みりん 各大さじ1
絹さや 5枚
木の芽 適量
1人分142kcal(1.8点) 食塩相当量2.4g
作り方
1タイの頭は半分に割り、食べやすく切る。ざるに広げて熱湯をまわしかけ、霜降りにしてぬめりと臭みをとり、うろこを除く。
2ごぼうは長さを半分に切り、さらに縦半分に切ってめん棒などでたたき割る。ねぎは外側の皮1枚分をせん切り(針ねぎ)にし、残りは蛇腹に切ってから食べやすい長さに切る。しょうがは皮をむいてせん切り(針しょうが)にする。絹さやは筋を除いてさっとゆでる。
3なべに①、②のごぼう、蛇腹に切ったねぎ、あら炊きの地を入れて強火にかける。沸騰してアクが出たら除き、落としぶたをして弱火で15分ほど、コトコトと煮る。
4煮汁が1/3量になったら落としぶたをとって強火にし、たまりじょうゆとみりんを加え、玉じゃくしでタイに煮汁をかけながらつやとコクを出す。
5少し煮汁を残して器に盛り、残った煮汁をかける。②の針ねぎと針しょうがを添え、絹さや、木の芽をあしらう。