『栄養と料理』2025年10月号 「創刊号のレシピ、再現してみました」

本誌8ページに掲載しきれなかった「北京風ソース」「四川風ソース」のレシピをご紹介します。 (料理:土屋純一) 

材料/作りやすい分量 
しょうゆ  大さじ2 
赤腐乳・甜麺醬(てんめんじゃん)  各大さじ1 
酢  小さじ2 
砂糖・辣油(らーゆ)・ごま油  各小さじ1 
にらのみじん切り  1本分 
ねぎのみじん切り  5cm分 
しょうがのすりおろし・にんにくのすりおろし  各5g 

作り方 
 すべての材料をよく混ぜ合わせる。 

材料/作りやすい分量 
甜醬油(てんじゃんよう)  大さじ4 
しょうゆ  小さじ2 
酢・辣油  各小さじ1 
にんにくのすりおろし  5g 

※なべにしょうゆ1/2カップ、砂糖80g、日本酒1/4カップを入れて混ぜ、ねぎの青い部分1本分、しょうがの薄切り1かけ分、八角・花椒(ほわじゃお、粒)・桂皮・陳皮各適量を加えて中火にかける。沸騰したら弱火にし、半量くらいになるまで煮つめ、キッチンペーパーを敷いたざるで濾(こ)す。 

作り方 
 すべての材料をよく混ぜ合わせる。 

本誌10~11ページに掲載しきれなかった「タイめし」「タイのうしお汁」「タイの皮となめこのおろしあえ」「タイのあら炊き」のレシピをご紹介します。(料理:皆田健太郎)

材料/4人分 
|タイの腹身 2さく(130g)
|サラダ油  小さじ1 
|しょうゆ  少量 
米  2カップ 
油揚げ  2枚(60g) 
有馬ざんしょう 大さじ1 
★タイめしの地 
|水  2カップ(400mL) 
|酒・うす口しょうゆ  各40mL 
|こんぶ  5cm程度 
糸三つ葉 1/2束(20g) 

作り方
1 
米は洗って30分ほど浸水させる。 

油揚げはごく細かいみじん切りにする(フードプロセッサーにかけてもよい)。さんしょうはみじん切りにし、糸三つ葉は1cm長さに切る。 

フライパンに油を中火で熱し、タイを皮つきのまま入れ、さっと焼き目をつける。しょうゆをふり、香りづけする。 

炊飯器の内釜に①、タイめしの地、油揚げ、さんしょうを入れ、タイをのせて普通に炊く。炊き上がったら三つ葉を加え、15分ほど蒸らす。 

材料/4人分 
タイの中骨  1尾分(60g) 
★うしお汁の地   
|水  5カップ 
|酒  大さじ1 
|こんぶ  5cm 
塩  ひとつまみ 
しょうゆ 少量 
ねぎ  8cm 
木の芽  適量 

作り方
タイの中骨は強めに塩(分量外)をふって(強塩[ごうじお])、10分ほどおき、出てきた水けをさらしでふいて臭みをとる。ざるにのせて熱湯をまわしかけ、霜降りにし、よく洗って水けをふく。

なべにうしお汁の地と①を入れ、中火にかける。沸騰したらアクを除いて弱火にし、煮つめながらタイの味を煮出す。600mLくらいになったら塩、しょうゆで調味する。

ねぎはせん切り(針ねぎ)にする。

わんに湯を張り、温める。湯を捨ててさらしで水けをふき、②を盛り、③、木の芽をあしらう。

材料/4人分
タイの皮  背の身2さく分(30g)
なめこ  1パック(100g)
大根おろし 1/4本分(軽く水けを絞って100g)
うす口しょうゆ 小さじ1
ラディッシュ 1個
青じそ 8枚
わさび・穂じそ  各適量

作り方
タイの皮はざるに並べてさっと熱湯をまわしかけ、霜降りにして冷水にとる。さめたら水けをふき、細切りにする。

なめこはさっとゆで、水洗いして水けをきる。

ボールに大根おろし、①、②を入れて軽くあえ、うす口しょうゆで調味する。

ラディッシュは薄切りにし、半量をさらにせん切りにする。

器にしそを敷いて③を盛り、④をのせ、わさび、穂じそを添える。

作り方
タイの頭は半分に割り、食べやすく切る。ざるに広げて熱湯をまわしかけ、霜降りにしてぬめりと臭みをとり、うろこを除く。

ごぼうは長さを半分に切り、さらに縦半分に切ってめん棒などでたたき割る。ねぎは外側の皮1枚分をせん切り(針ねぎ)にし、残りは蛇腹に切ってから食べやすい長さに切る。しょうがは皮をむいてせん切り(針しょうが)にする。絹さやは筋を除いてさっとゆでる。

なべに①、②のごぼう、蛇腹に切ったねぎ、あら炊きの地を入れて強火にかける。沸騰してアクが出たら除き、落としぶたをして弱火で15分ほど、コトコトと煮る。

煮汁が1/3量になったら落としぶたをとって強火にし、たまりじょうゆとみりんを加え、玉じゃくしでタイに煮汁をかけながらつやとコクを出す。

少し煮汁を残して器に盛り、残った煮汁をかける。②の針ねぎと針しょうがを添え、絹さや、木の芽をあしらう。